入試問題・検定試験の作成で気をつけたい著作権のポイント
入試問題や検定試験、適性検査などの作成では、文章や図表といった著作物を素材として使う場面が多くあります。問題の作成・公開には著作権への配慮が必要です。本記事で、気をつけたいポイントを整理します。
問題素材に他者の著作物を使うとき
入試問題や検定試験では、文章や図表、写真などの著作物を素材として使うことがよくあります。こうした素材の利用は、著作権への配慮が必要になる場面です。
とくに、問題を冊子として発行したり、後から公開・販売したりする場合は、その利用のしかたに応じて許可が必要になることがあります。まずは「どの作品を」「どの部分を」「どのように使うか」を整理しておきましょう。
元の文章をどこまで改変してよいか
問題を作る過程で、元の文章を一部変えたり、省略したりしたくなる場面があります。しかし、著作物には、タイトルや内容を勝手に変更・改変されない権利(同一性保持権)が定められています。
そのため、元の文章をどこまで変えてよいかは、慎重に考える必要があります。改変が必要な場合は、その点も含めて権利者に確認しておくことが大切です。
過去問として再利用・公開するとき
一度作成した問題を、過去問として問題集にまとめたり、Webで公開したりする場面もあります。当初の利用許可は、申請した範囲で有効になるのが一般的です。
そのため、当初とは別の用途(過去問集への収録やオンライン公開など)で使う場合は、あらためて著作権処理が必要になることがあります。「一度作った問題だから自由に使える」とは限らない、という点に注意しましょう。
著作権処理をまとめて進めるには
入試問題や検定試験では、複数の素材を使うことが多く、そのぶん申請先も増えがちです。著作権処理代行サービスでは、利用したい作品の情報をご提出いただくことで、申請先の確認から許諾申請のお取次ぎ、お支払いまでの事務をまとめて代行いたします。
試験問題の作成で著作権の確認が必要なときは、お気軽にご相談ください。使用料の目安は「自動お見積り」フォームでも調べられます。
本記事では、入試問題・検定試験の作成で気をつけたい著作権のポイントを整理しました。問題素材に他者の著作物を使うときは、利用のしかたに応じて許可が必要になることがあります。また、元の文章の改変には同一性保持権への配慮が必要で、過去問として別の用途で使うときは、あらためて著作権処理が必要になることがあります。複数の素材の申請をまとめてお取次ぎできますので、試験問題の作成で著作権の確認が必要なときは、お気軽にご相談ください。





